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棋力向上に向けた2019年12月末までの方針と取り組み

棋力向上に向けた2019年12月末までの方針と取り組み_アイキャッチ

自分の中だけで「こうする!」と決めてもなんかダラけそうなので記事にしてみました。
内容はお題の通りです。

去年から短・中・長期の目標を漠然と立ててはいたのですが、なんだかんだナァナァになってしまっていので(笑)

もともとは去年のうちに『将棋倶楽部24でR2,100以上』が目標で、そこから今年の3月→年内へと伸びていきました。
どこの夏休みの宿題やねん。

『途中から自分のもっているPCが放送&24将棋に耐えられなくなる』&『自分の棋力停滞』の2つが要因でまあ年内R2,100も無理でしょう。

ということで、10月あたり?から自分の棋力の見直し&方針立て直し&そのための具体策を考えていました。

ここではそれらをザッとまとめものが載っています。
年内までのやることとありますが、もう少し長い期間までを鑑みた方針にしています。
毎月もしくは隔月くらいで方針・目標を適宜現状に即した形で修正(下方?上方?)していきたいと思います。

目的は自分への備忘録&人に見せたからにはある程度ちゃんとやれよ&同じ棋力帯や将棋の勉強をしたいなって思っている方に少しでも参考になれば嬉しいな..とかです。

ちょいと長い文章だと思いますがお付き合いくださいまし。

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現状の棋力と問題点

現状の棋力

播磨の棋力は以下の感じ。

  • 将棋ウォーズ:二段
  • 将棋倶楽部24:初段(R1,550くらい)

"播磨"としてのアカウントは9.9割動画&生放送内でしか指していません。ウォーズで垢を間違えて3局くらい枠外で指してしまっています。

81道場と将棋クエストもアカウントはあるのですが、最近ほぼ使っていなかったため信用できずウォーズと24だけ記載しました。

問題だと感じていること

正直対局からデータを取っているわけではなく、序盤の作戦ごとの勝敗や作戦成功率とかもありません。問題については100%播磨の感覚です。

将棋の一局の流れは序盤・中盤・終盤という大きな枠組みがあり、それぞれを考えてみると...同棋力内で序盤はほぼ互角、中盤が致命的に弱く、終盤は互角の時もあればかなり下の時もあるイメージ

それぞれを少し考えてみます。

序盤

序盤だけなら、多少上の棋力の方とも評価値互角ないし多少有利に運べてる率は高いはず。
作戦勝ち負けはあまりわかりませんが。

だいたい相手の戦法についてこちらが指す戦法は決まっており、そこは初心者の段階を一つ抜けている感があり評価できます。

細かい変化についてはかなり粗があると感じているので、そこを解決することが課題になりますね。

中盤

個人的に一番問題を感じているのが中盤。
取り分け終盤に入るかどうかの中盤の終わりと、中盤がひと段落した時の局面(いわゆる次の一手?継続手?)。

攻守のバランス、相手陣と自陣の急所、詰みまでの速度計算などなど。
これが致命的に欠けている気がします。
赤ちゃんが指したほうがいい手指すんじゃねぇか?ってこともよくある。いや、これは言い過ぎか。

おそらく曖昧な詰み形のイメージが多かったり、互いの急所がわかっていない&読めていないこと、またこれらに起因して起こる寄せまでの速度計算の残念さが根本的な問題の一つだと思っています。

もう一つ、中盤でひと段落した時の局面からの次の一手が弱いこと。
これは上記であげたことが一つの原因だと思うのですが、それに加えていわゆる形勢判断・大局観が鈍いことにあると思います。

駒の損得や自陣・相手陣の囲いである程度形勢判断する力はあると思います。
しかし、もう一つ踏み込んだことをできていないことが問題なのだと考えています。
相手&自陣の攻め・守り、盤面全体を捉える力とその先までを込みにした形勢判断力・大局観です。

終盤

言わずもがな詰み力・必死力・速度計算、全てが弱い
それもそのはず、約20年将棋を指しているのに詰将棋をほぼしたことがありません。

詰将棋の経験というと昨年年末あたりに買った『爽快!5手詰トレーニング200』 (マイナビ将棋文庫)-渡辺明だけです。

そりゃ弱い。
なんかあれだ。
問題が単純すぎて書くことがない。

播磨の課題

冷静に自分の棋力を振り返ってみると全部弱いことがわかりました(オイ

それはさておき、ある程度自分で問題となるところがわかったのでそちらを振り返ってみる。

  • 序盤
    ・各戦法の苦手な変化
  • 中盤
    ・中盤がひと段落した局面が弱い
    ・攻め・守りの急所
    ・形勢判断力・大局観
  • 終盤
    ・詰み力
    ・必死力
    ・速度計算力

それぞれを鍛えることを2020年3月までの課題にしていきたい。
また各月ごとにやることを決めて、その結果と評価を毎月していく。

方針と取り組み

さて問題点が明らかになったので、「じゃあどうすんねん」ってとこを。
具体的には3月まで&各月ごとでの優先順位とやることかな。

自分の棋力をあげるための取り組みですが、それは当たり前ですが対局で勝つためにやっています。
その点も込みで考えていきます。

全体の優先順位

問題のところで、同棋力内と比較して弱いなと思う部分は中盤>終盤>序盤としました。
ということで優先順位もその通りかといえばそんなことないかな、というのが自分の考えです。

結論から言うと、終盤>中盤>序盤の優先度で取り組んでいこうと思います。

なぜなら、中盤の弱点であるのは駒がぶつかり合ったところではなく、一度落ち着いた場面での次の一手や寄せに入る寸前であり、これは寄せのイメージができていないことが根本にあると考えたからです。

また4ヶ月という時間がない中なので、序盤はほぼやらず、終盤と中盤...とりわけ終盤にかなりの比重を置いて鍛えていこうと思います。

今までちゃんと終盤力を鍛えたことがないので、4ヶ月間集中的にブラッシュアップすることで、同時に中盤力があがるかなぁという期待。

終盤>>中盤>>>>>序盤

2020年3月末までの方針と取り組み

優先順位も決まったことで、ようやく方針とやることを。

テーマ『中終盤の基礎力向上』
マインド『根深柢固』

序盤

課題:各戦法の苦手な変化への対応

やること自対局の振り返り(感想戦)

中盤

課題1:中盤がひと段落した局面が弱い/攻め・守りの急所の発見力(次の一手力?)

やること羽生の終盤術1-3読み込み

課題2:形勢判断力・大局観

やることプロの対局を棋譜並べ(各3周)
・『藤井聡太全局集 平成30年度版』
・『藤井聡太全局集 平成28・29年度版』

終盤

課題1:詰み力

やること詰将棋(13手詰まで1問5秒以内に解けるようになる)
・3手詰め(詰パラ)
・5手詰め(詰パラ)
・7手詰め(詰パラ・パワーアップ)
・9手詰め(詰パラ・パワーアップ)
・11手詰め
・13手詰め

課題2:必死力

やること棋書読み込み(7手必死まで1問5秒以内に解けるようになる)
・1冊(必死道場)
・2冊(寄せの手筋200)
・3冊(精選必至200問)

課題3:速度計算力

やること棋書読み込み(詰将棋反転読み込み)

これらをやり切ることを2020年3月末までの目標にするぞ!

毎月どれくらい達成できたか確認するために、やっとこの記事の本題である2019年12月末までの方針と取り組みに移ります。

2019年12月末までの棋力向上の方針と取り組み

実はこの記事を書き始めたのが10月末で、11月から毎月効果測定していこうと思っていたのですが...なんやかんやで11月下旬になってしまいました(笑)

ということで12月末からしっかりと効果測定をしていこうと思います。
ここではそのために毎月(今回は12月まで)の目標を。

序盤

課題:各戦法の苦手な変化への対応

やること自対局の振り返り(感想戦)

中盤

課題1:中盤がひと段落した局面が弱い/攻め・守りの急所の発見力(次の一手力?)

やること
・羽生の終盤術1を1周30分切る
・羽生の終盤術2を1周30分切る
・羽生の終盤術2を1周する

課題2:形勢判断力・大局観

やることプロの対局を棋譜並べ
・『藤井聡太全局集 平成28・29年度版』1周する

終盤

課題1:詰み力

やること詰将棋(13手詰まで1問5秒以内に解けるようになる)
・3手詰め(詰パラ)5分切る
・5手詰め(詰パラ)5分切る
・7,9手詰め(詰パラ)5分切る

課題2:必死力

やること棋書読み込み(7手必死まで1問5秒以内に解けるようになる)
・1冊(必死道場)5分切る
・2冊(寄せの手筋200)5分切る

ひとまずこれは目標に12月末まで突っ走るぞぉぉぉおおおおおおお!!!!!!!
また12月末くらいにこの結果や目標の修正とか報告しようと思います!

最後まで読んでくださってありがとうございました!
では!

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  • この記事を書いた人

播磨(はりま)

管理人。
将棋歴は長いものの、将棋が好きでただ指していただけなので、読みの力・定跡ともにほぼ皆無。
Youtube & ニコニコ動画に実況動画をうpしてます。最近はニコ生が主体。
『将棋好きがもっと将棋を好きになってほしい』
自分の棋力なんて二の次です(オイ

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